私が愛用しているビンディングは、ユニオンのフォースです。
このビンディングは「色んな箇所を自由に調整できる」という特徴があり、その点はとても気に入っているのですが、「ネジが緩みやすい」という難点があったので困っていました。
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ビンディングねじが緩むのを防止したい!
そりゃ普通緩むだろ!と言われればそれまでなんですが、非常ーーーーにイケてないのがヒールカップのところのこの部分。
滑走中にちょっとずつ緩んで、そのうちヒールカップが後ろにズレてきちゃうんです。
基本姿勢を取ってもカカト寄りになる。これはちょっとイケない!
せっかく家で何度も脱ぎ履きしてセンターを決めたのに、ちょっと滑るだけで後ろにズレてします。これは大変いただけない!
図で書くとこんな感じです。
以前紹介したスノーボードの科学本でも、その辺の解説が親切にしてあります。
滑っていても、何かおかしい。感覚がいきなり変わった。変だ。変だ。。。 と思ってビンディングを見ると、だいたいヒールカップがずれてるんです。スノーボードはバランスのスポーツだというのに、さも当たり前かのようにセンターがずれてくるというは許せません。
感動。ねじロック剤「ロックタイト」を使ってみたら一度もズレなかった!
過去に車いじりをしていた経験から、ふと、ねじロックの存在を思いつき、ビンディングのネジの固定に使ってみたのです。
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買ったのは↑と全く同じもの。緩んでほしくないネジにぬりぬりして、あとは普通にネジを締めるだけです。何時間か経過すると、ガチガチに固まってくれるみたいです。
1シーズン全くネジが緩まない!これはストレスフリー!
スノボの足に来る衝撃って結構スゴいので、最初は効果を疑ってたのですが、まったく緩んできません!
おかげで、ピタッと決まったセッティングがシーズン中続き、いちいち気にしなくても良くなりました。
ビンディングのメーカーによる違い・バートンとの比較
たとえばバートン
ベースプレートとヒールカップは一体型なので、今回のような心配は不要です。ですが、ブーツのサイズにあったものを買わないと、センターが取りづらいように思います。細かな調整をしようと思うと、ベースプレートのネジ位置で動かすぐらいでしょうか。しかし、なるべく工具要らずで調整ができるように(例えばハイバック)と、ささやかな配慮が随所に見られます。
そして我がユニオン。
ネジを緩めれば、ヒールカップの部分が自由に調整が効きます。自分好みに微調整がしやすいけれど、その分可動部分が多いので緩んだりしないように注意が必要です。ヒールカップを調整しつつ、ベースプレートでもスタンス幅を広げたり。という自分好みの調整がより幅広くできるように作られています。
メーカーごとに、こういった考え方の違いが取って見れて、なんだか興味深いですね!
ビンディングのネジが緩んで困っている方がいたら、是非試してみてください。おすすめですよ!
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