研ぎ澄まされたナタのようです(32歳/男性)。
少し間が空いてしまいましたが、先日ダイナランドで試乗会に行ってきた際の感想をちょこちょこアップしていきたいと思います。
てな訳で今回はgrayのデスペラードに試乗した感想をシェアします!
見た目が似てて種類がいっぱい!?
今年の試乗会は、「いろんなハンマーに乗ってみよう」という趣旨で突撃。
てことで最初にお邪魔したブースはgrayです。twitterのフォロワーさんに「デスペも面白いですよ〜」と教えていただいたのがきっかけ。こういう「口コミを通じて」というのは、なんだか良いですね。
これまでデスペラードを敬遠していたのは「似たような種類がいっぱいあって、どれがどれか分からへん」という理由(笑)
試乗会ブースにはgrayのライダーさんもいらっしゃったので丁寧に教えてもらいました。
松竹梅みたいな感じで大きく3つに分かれており、
- 一番乗りやすいタイプがノーマルのⅢ。
- 一番ゴリゴリなのがTi TypeR
- それらの中間がTi
こんな分類だそうです。
簡単に教えてもらって一瞬で納得。
GRAY SNOWBOARDS|スノーボード
ちなみに、「desperado」という単語は、英語で「ならず者」・「無法者」・「命知らず」・「犯罪者」などを意味するのだそうです。
そのまんまですね(笑)
タイプRがゴリゴリ・キレキレのテクニカル仕様
まずはおすすめされたゴリゴリの方から乗らせてもらいました。
最初の感想は「持ち歩くのが重い・・・(笑)」
実際にガンガン滑りだすと、この重さのメリットが引き出されてくるようですね。
あいにく急斜面は濃霧に覆われていて試すことができず、気持ち良く流せる斜度のバーンで試乗。
・・・これはやばいです。
ツイートでもご紹介しましたが、私の感想はこんな感じ。
***
グレイのブースのおねいさんに「面白いですよ〜」と言われて最初に試乗。持つとすごく重たいのだが、この重さとメタルが相まって雪に噛むこと噛むこと。
それでいて取り回しも難なくできる。スピードに耐えられるフィジカルならかなり無敵。正直今日イチ
***
・・・てな具合。
ザクッとノーズからとらえると、「ジュゴーーーー」と突き進んでいってくれるような感覚。キレているのにどっしりとした安定感を感じられます。
斜度をあげると、体が置いていかれたりしそうな感じもしますが(汗
身長165cmで155に乗りましたが、ハンマーだからといって取り回しがしづらい感じはあまりありませんでした。
他にも、
- ノーズが低いので乗り越える能力は低いので、柔らかい雪では埋まっていってデッキにどっさり雪が乗ります。きれいな圧雪でカービングするのに向いています。
- デスペは単純に硬いのでたわませにくい。自分の見立てではデスペのほうが安定性はあります。
- Desperadoはエッジグリップ、キレともにすごい・・・これぞハンマーか、という印象。ビビりました・・・
- ショートはやりにくいというかできませんでした。振り回された感が・・・汗
といった感想があるようですね。
一番気持ち良く乗れるデスペラード
続いて、ノーマルのデスペ(Ⅲ)です。
ブースのおっちゃんいわく「一番気持ち良く乗れるデスペ」とのことで、メタルは入ってないグラスファイバー仕様。
乗っていてポンポンくるグラスっぽい反発が確かに気持ちよい・・・のですが、どうせハンマーにするならタイプRの方が振り切れてていいかなぁ。
という印象です。
何枚か板を持っていて、マジでゴリゴリ行くんだぜ!って人はtypeRを。
カービングに傾倒させつつも、1枚で遊び心を時には取り入れたいって方はノーマルのデスペⅢの方がおすすめですかね。
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小海リエックスの渡會校長さんの感想
JOINTの青木玲さんがインタビューをされている動画もありましたので、併せてシェアしておきます。
一番本数が出ているのがデスペラードのTiというモデルですね。
検定から地区予選・本選に出て行くような人が乗っていて、自分の自重だけでなく遠心力などの外力も上手く使えると、硬い板なんですけど曲がってきてくれますね。タイプRはTiに比べてハリが強い分サイドカーブがきつめに設定されているので、すごくグーーーンと曲がってくる感じです。
似たようなモデルなんですが、乗ってみると結構違いを感じますね。
私はTiモデルには乗らなかったので、併せて参考にしていただければと思います。
その日、10枚ぐらい乗った後の感想はこんな感じ。
今日の試乗会はやばかった。朝7時半から4時まで休憩なしのぶっ通しで試乗しまくる企画になりました。一番雪面に突き刺さったのはデスペのタイプR。なんだかんだでぐるっと一周して一番しっくりきたのがマイCT。 pic.twitter.com/qzuVsNud19
— 雪山田太郎 (@yukiyamadataro) 2016年3月6日
というわけで、この日はいろんなハンマーヘッドに乗ることになったのですが、一番印象に残ったのが今回ご紹介したtypeRですね。
デッキの素材が渋い
試乗したTypeR(あとTiもかな)は、デッキの表面が黒くてザラザラしています。
滑走面に使う素材を表面に貼っているそうで、見るからに見た目がマットで渋い。
雪がくっつきやすいという難はあると思いますが、他のブランドではなかなか見かけない特徴が見えるのも、メーカーのこだわりが見えますね。
参考になれば幸いです。
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