気温が緩むと春を感じます。そろそろ花見シーズンも近づいてきますね!
さて、今日は春雪を上手く滑るコツについてです。
シャバシャバのコンディションも勉強になった~まだまだっす(´-ω-`)
— さとま (@satoma9) February 28, 2014
JSBA1級検定、結果待ち(´д`|||)シャバ雪&ガスの最強タッグにぼろ負け(;o;)人よけながらのロングは最悪ーーーー(ToT)
— kozue (@kirakiraboshi_e) March 2, 2014
春のシャバ雪嫌って標高高いゲレンデに逃げるのは甘え。スキーはシャバってからが本番である。
— azunyaaa (@azunyaaa) February 27, 2014
春雪・シャバ雪は上達のチャンス!
リフトから眺める木々はつぼみ始め、巷では梅の花が咲きだす春。
春雪は苦手〜という方も多いと思いますが、春こそ上達のチャンスです。
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春雪、シャバ雪の悩みは、埋まる・刺さる・切れない の3重苦
春雪は雪面が柔らか〜くなっていますので、トップシーズンの時と同じような滑りはなかなか通用しないもの。雪面のキャパが少ないので、ちょっとやそっとの事ですぐにバランスが崩れがちなのです、です、です。
トップシーズンなら誤魔化しが効いた事も春のシャバ雪ではすぐに露呈してしまいます。
ハイシーズンの雪は、グリップ力があり、ある程度の固さもあるので、それがボードを支えています。
当然、それが当たり前と感じているので、普段はほとんど意識する事はありません。しかし、春の雪はボードを支えるだけの力が無いんです。
だから、ハイシーズンの雪と同じように滑っても力の掛け方が違うために滑れなくなってしまうんです。
春雪・シャバ雪を上手く滑るコツは面で踏むこと!
カービングにいそしむあまり、どうしても「切ろう切ろうという意識」が強くなってしまいがちですが、それだけでは春雪対策は不十分です。稲川デモも言っていた、雪面との対話が重要なのですが、つまりは雪面が弱いことを理解し、面で踏むこと。変なたとえですが、雪面の固いトップシーズンが「かまぼこの板の上で踏む」感覚だとすると、春雪では「まな板の上で踏む」ような幅広さを感じることが秘訣です。
仕組はこちらのイラストで説明します。 簡単に言うと、角付けしすぎても、しなさすぎてもあきませんよ。ってことです。ちょうど良い角付けで踏めれば、エッジングを維持したままカービングしていくことが可能なのです。
- エッジ角度(角付け)は、荷重線に対して垂直である(完全にフラットに踏んでいる)と、どんなに強く踏んでも板が安定し、余計な抵抗も最小限にすることができる。(図左)
- それよりも角付けが小さい場合は、エッジが外れる方向に力が働き、エッジの効きが悪い。(図中)
- 逆に角付けが大きい場合は、雪に食い込む方向に力が働き、抵抗の多いターンになってしまう。(図右)
春雪・シャバ雪だと、ノーズが詰まる!刺さる!埋まる!
この悩みも多いと思います。
雪面が弱いので、トップシーズンのようなガツガツした滑りは出来ません。
特に、ターンの中盤~後半にかけて、ノーズが詰まったり、埋まったりする場合は、前足に体重が乗りすぎていることが原因です。
前後の重心のバランスを今一度見直してみましょう。
スノーボードを習っときに前足加重で滑りましょう。
なんて習ったと思いますが、それは最初だけです。
ホントはターンのきっかけを作るときには前足加重。
ターンの途中には一番シッカリ加重できる中央に加重。
ターンの終了時には後ろ足加重に移してノーズが詰まり失速するのを防ぎます。
ボードで春のシャバ雪で苦労してます。 - ターンすると突き刺さります。... - Yahoo!知恵袋
エッジのさじ加減が磨かれる。それもすごい勢いで。
切りすぎて板が埋まることが無いよう、ほどほどに角付けし、それでいて角付けが甘すぎてターン外側に力が逃げてしまうことが無いよう、その中間のちょうどよい塩梅を意識して探っていくことこそが春雪を上手に滑るコツです。滑りながら、足裏に意識を集中してみましょう★
きっちりと面で踏む事により、安定もしますしそれ程板を立てなくてもエッジはしっかりと食い込みますよ。
トップシーズンのような抵抗の少ない滑りはなかなか叶いませんが、春は春でシャバシャバなりにも、カービングターンを気持ちよく滑ることが出来るんですよ。
春こそ上達のチャンスです★
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