すんげー板に試乗させてもらうことができました。
先日開催したダイナセッションの際中に偶然遭遇したSGの試乗会。
セッションそっちのけで皆でSGのハンマーヘッドに乗ろう!ということになり、ゴリゴリの部活的カービングを楽しんできました。
記事概略
- SGスノーボードのFORCEという板に試乗してきたのでその感想など
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試乗した板
試乗した板は、SG FORCE165のFATという板。
ブースのおっちゃんいわく、「通常のFORCEよりも幅がワイドになっているモデル。ノーマルFORCEよりも取り回しはしやすいかもよ」とのこと。
http://www.sgjapan.jp/pdf/16-17catalog.pdf
同行されたセッションメンバーさんは3種類のFORCEに試乗されていましたが、私は165のFORCE FATに試乗。
えっと・・・身長と同じ長さなんですけど(笑)
乗ってみた感想「噛む・早い!だけど・・・・」という評価
ドキドキしながらゲレンデを疾走します。
まず感じたのは
- エッジが抜ける気がしない
- 早い。板がビュンビュン加速する。
とにかくレーシーな印象。板の硬さというか剛性もすごく感じます。ものすごくスピードが出ているはずなのに足元がしっかりしている安心感がありますね。
メーカーHPにも一般ライダーのインプレッションがあるのですが、幾つか紹介してみると
この板を一言で言うとまさに雪上の戦闘機。板のレッドブルはゲレンデでも一目引かれる存在。
カービング時の加速が爆発的である事。
他のメーカーの板とは全く別の乗り物!空を飛んでる錯覚が起きる
というコメントが印象的ですね。普通じゃない滑りを求める人にはピッタリかも。
ポジションが悪いと乗せられちゃうよ
良いところばかりを書いてもなんなので、率直にここがちょっと・・・というところも挙げておきましょう。
- ポジションが悪いと板が言うことを聞いてくれない
- 脚が疲れる
この2つに尽きるのではないかと(笑)
しっかり踏めないと板が反応しない。と昨年の試乗記事に書いたとおり、これが全てなのですが、荷重のポジションがずれると高速カービングしてくれたままずーっと山周りしてくれます。
「え?なに?切り返すの?その割には踏めてないぞ!知らんがな、ワイは突っ走るで!」と、そんな感じで見事に体を置いていってくれます。
兼ねてから私の悪い癖であるBSのポジションの悪さを再認識させられました。
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BC-STREAM R2との比較
試乗の際の板チェンジの合間を利用して、セッション参加者さんが乗られていたBC-STREAMのR-2も試乗させていただきましたが、こちらの方が断然扱いやすいですね。ハンマーヘッド入門機と言われるだけあって、操作性も抜群。板を立てれば極悪な切れ味を発揮してくれます。
R-2の試乗をしたのは2シーズン前。その時の試乗記事にも書いたのですが
ガツンと板を倒すと突然牙を剥く、妖怪みたいな不思議な板です。
だいぶ本数をこなした後で乗ったこともあり、たぶん私のスノボ人生で1、2を争うエグい切り方ができました。
谷回りからエグいロングがしたい。そんな明確な変態的コンセプトを持った方はきっと大ハマりしますぞ
この時に感じた印象どおり、乗ってて面白い板です。
例えるならば、R2は国産スポーツカー。日本人向けに設計されているなぁ。という感じ、
一方のFORCEは海外の暴れ馬的スポーツカー。乗り手をかなり選びますが、マッチするなら大変心強い相棒になってくれるかと思います。
SG試乗会にお邪魔したよ。
— 雪山田太郎 (@yukiyamadataro) 2016年2月27日
部活!!! pic.twitter.com/JYv0kWZSUA
ゴリゴリなカービング板に試乗して、脚がパンパン。板にしごかれるという謎な体験もでき、まさに部活でした。
・・・ゴンドラ1本回してブースに帰還すると、おっちゃんが一言「あれ〜?みなさん雪まみれになってません?」
ということで、気になってる方は絶対に一度試乗してから決めた方が良いと思います(笑)
では!