スノボもっと上手くなりたい!って人へ。普通にターンできる人ならどんなレベルであっても、デモキャンプは強くお勧めできるイベントであることが分かりました。
とにかくすごかったです。シーズンに2、3回は行くべき。
(竹内さんと写真取ってもらった)
3/18にKAGAYAKINGのデモキャンプに行ってきたので、詳細をレポートします。
敷居が高そうで、実はカジュアルな、収穫の多い・・・いや、収穫有りすぎなイベントでした
記事概略
- 3/18ホワイトピアたかすで開催されたKAGAYAKINGのデモキャンプに行ってきた
- 中本優子デモ(2017テクニカル選手権で優勝)、竹内水輝(KAGAYAKING代表)の両名によるレッスン形式
- 一発で滑りが激変。それだけでなく、とにかくワクワク・ドキドキがたくさんで楽しかった
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参加したきっかけ→行こうとしたゲレンデで、たまたま開催してた
ほんとに偶然だったのですが、3/18にホワイトピアたかすに行くつもりで何気なくスキー場のHPをチェックしてたら・・・
KAGAYAKINGがキャンプやってる!!!
めちゃくちゃ興味はあったのですが、一人で参戦するのはちょっと勇気が必要だったので、サロン内でこの情報をシェア。
すると・・・
「参加レポお願いします」
「こんな機会じゃ無いとなかなかいけないけど…予定が…(´Д` )」
「優子りんから直接教えてもらえるとかいいですね!20名かー、輝きレッスン受けたいけど岐阜遠すぎるー」
「おぉー 悩みますな(;・д・) その日は別の予定が…」
・・・皆さん興味がお有りの様子。
ということで、シェアした手前自分が先陣切って申し込んでおかないとな。てことで勢いで申し込みました。
結果、サロンのメンバーさん3人も一緒に同行することに。それぞれ、東京(!)、大阪、兵庫 からの参戦。
いざ申し込んでしまえば、
- 日本一上手い人に教われる機会なんてどの業界でもまずないし
- それが1万円って、そもそも安いし
- 以前ネットで見た情報では「理にかなっていて的確。分かりやすい」と評判だったし
- 人柄がすごく魅力的という情報も聞いていたし
未知の不安はあるけれど、行って間違いない企画だよな。
・・・と、「自分の判断はこれで良かった」と理屈付けをしだすところが我ながら面白く、そんな流れで当日を楽しみにしていました。
行ってみた感想
やばかったです。午前中でもとが取れました。
最初の一本を滑るまでは緊張しましたが、それ以降はあっという間!!
中本優子りん&竹内水輝さんの輝きキャンプに参加してます!ヤバい!! pic.twitter.com/GOKBhZWW8T
— 雪山田太郎 (@yukiyamadataro) 2017年3月18日
今シーズン、長野にいったり、北海道にいったり、福島にいったり、サロンを運営したりと、様々な企画を主催していますが、今回の企画は、根本にある「もっと上手くなりたい!」って欲求をあふれるぐらい満たしてくれ、ダントツで収穫の多い一日でした。
新しい板を買おうかな・・・どうしようかな・・・って悩んでた矢先だったのですが、「板に10万かけるなら、キャンプ10回行けるよな。そのほうがうまくなるよな」って思いました(そしてもちろん、新しい板も欲しい)。
キャンプでどんなことが行われたか
参加したのは定員マックスの20名。竹内さんと、中本さんの2班に10人ずつ分かれての滑走。2班ともずっと同じバーンを滑っていたので離れ離れになる感じはなく(←違う場合もある様子)、滑りを重ねるほど他のお客さんともお話する機会も増えて、なんかいい雰囲気でした。
別の参加者の方が機転を聞かせてくださって、左の列が竹内班。右側の列が中本班。というように並び、順番に滑走を待つ感じに。
午前、午後でバーンはずっと固定で、ひたすらそこをループ。
「1本滑る→アドバイスもらう→リフトで登る」というのを一人ずつ繰り返していくイメージです。
最後の1本はフリー滑走タイム。ちょうど翌日に草テクが行われるとのことだったので、そのバーンでフリー滑走をしましょう!ってなりました。
順番に1本ずつ滑る。プチ草テク形式。
出走するまでドキドキでした(検定を思い出すw)が、滑り出しちゃえば夢中にならざるを得ないという!!
すごく上手い人、アグレッシブな人、チャレンジングな人、コミカルな人。フリー滑走の醍醐味ですね。
こういう雰囲気を肌で感じると、「草テクにみんなで出ようかな」って気にもなりますね。
貰ったアドバイス
ヒールサイド
画像拝借先→http://kagayakisnowboard.seesaa.net/
トゥサイド
画像拝借先→http://kagayakisnowboard.seesaa.net/
それぞれ、文字で書くとこんな感じです(※私の場合の改善項目なので注意)
- 全体的にローテーション入れすぎ。→ズレの原因&パワーが逃げてしまいもったいない。ローテ禁止!
- ヒールの際、みぞおちを前の太ももにくっつける
- トゥの際、谷側の骨盤を雪面に近づけるようにターンイン。この際前足の圧が抜けがちなので股関節を折って前足に体重を載せるように
- 両方のターンとも、ターンで最も雪面からの圧がかかる部分まで腹の力を緩めないこと。一番力が溜まって美味しいところ
- 切り返しの際は板から身体を離すように動作する。前後の移動じゃなくて、横移動
技術的な感想
最初の一本目で最もクリティカルな指摘をしてくださって、そこが一発で治りました!長年悩んでいたのがあっさり(笑)
また、同じバーンで延々と練習をするので、先ほど頂いた指摘を踏まえて滑走→フィードバック→滑走→フィードバック がめちゃくちゃ効率が良い!
徐々にチャレンジのレベルも上がっていくので、上達のスピードがえらい早いです。
before FSは切れてるけど、相対的にBSがなんかいまいち
↓
after1 BSがいきなり激変。次のステップにチャレンジ
↓
after2 相対的にFSがイマイチに。BSの方がきれい。と言われる始末
↓
after3 FSの滑りいじくり→FSさらに改善
・・・と、恐ろしい速さであちこち進化していきました。
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他の参加者の様子や、デモのお人柄など
同行した方は「他の参加者も上手い人ばっかりなんだろうなぁ。ちょっと引け目をかんじるなぁ」という印象をもっていたそうです。
ところが、
「最初の一本滑ってアドバイスをもらってから、自分の滑りに集中できるようになって周りからどう見られているか。が全く気にならなくなった。」と。しまいには、「もっと早くやっておけばよかった~」とまで言い出す始末
中本デモ、竹内さんも、めちゃくちゃ人が良くって、すごい気さくな方でした。
私の勝手なイメージで、「威厳がある方なのかな?こちらが恐縮したりしないかな?」と心配していましたが、そんなことは微塵も感じませんでしたよ。とにかく人として尊敬できる方々です。
(中本さんとも写真とってもらった)
ノリが良くって、ボケとツッコミみたいな。合いの手が時々入るような。そんな感じのわくわくが止まらない1日でした。
冷静に振り返ると
- 日本一、トップクラスの方に教えてもらう→当然うまくなる
- プロカメラマンも同行。写真を何百枚も取ってもらえた(閲覧は無料、購入は有料)
- そもそもお人柄が良い。面白い。中本さん関西のノリ(笑)、竹内さん超腰が低くていい人
- プチテク選みたいなことも経験
- 帰りがけ、駐車した場所も偶然近くて、キャンプ解散した後だったのにグラトリ教わる
- その際、中本さんのノリがあまりに大阪過ぎて、「OGASAKA」のスウェットを「OOSAKA」と見間違える。
前のめりにワイワイしてたら、こんなイベント盛りだくさんな一日になりました笑。
まとめ
たった一回の参加で、1シーズン取り組めるぐらいの宿題が見つかります。
滑りをより高い次元に引き上げてくれるだけでなく、スノボの楽しさの原点に気づかせてくれました。
シーズンに2、3回は入れ込みたいイベントですよ!!!