角付けとは、カービングターンをする上での重要な要素の1つです。
練習していてもなかなか角付けが強く出来ず、ターンの中盤で外側に板が持っていかれるという経験をしている方は多いはず。
フロントサイドは得意だが、バックサイドがどうもズレるような気がする(その逆もしかり)。そんな悩みを持つ方にぴったりの記事です。
今回は角付けを強める簡単なコツを紹介してみたいと思います。
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ターン前半、谷回りの姿勢が取れたら「いつもより気持ちじっとしている」
以前書いた記事でも、角付けを強めるには待つことがヒントになる。とお伝えしているところです。
このハウツーを、自分でも今シーズン何度も試しているのですが、「ちょっと待つだけ」で角付けが強くなるというのは、かなり効果があることが分かってきました。
いつもの加重ポイントが③だとすると、④まで待ってみる
具体的な方法は以下の図で説明します。
①が切り返しポイント。②がエッジが噛んだところ。と見てください。
③は、「いつもの」低い姿勢を取り始めるポイント。
エッジが噛んだとたんに安心してしまい、さらにそこから山回りの圧に耐えるべく、谷回りの早い段階で低い姿勢をとりがちです。
そこで今回紹介するコツのは「④のポイントまでじっとしていよう」というもの。
時間にして0.5秒もありません。(0.2~3秒ぐらい?)本当に気持ち待つだけです。
待つことで体軸が多く倒れるため、体全体で大きな角付けが出来る!
愛用の人形(id:hapilakiさん命名の雪山田二郎)に板を装着して解説します。
基本姿勢の状態から、バックサイド側に少しずつ傾けていきます。足下に注目
いかがでしょう?コマ数が進むほど、板の傾きも大きくなるのが一目瞭然ですよね。
この傾きをターン前半の谷回りで利用することで、強い角付けが可能になる!というわけです。
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落下に身を任せるのは怖い。でもじっと待つ
谷回りは、重心が谷側にある状態です。この感覚は「自分から倒れにいく」ようなもの。
日常生活をしていたらまず経験することない感覚ですから、やっぱりちょっとおっかないです。
しかし、直前のターン後半のリーンアウトから切り替えしを経て、谷回りの姿勢を作ったあと、「ほんの少しじっとしている」だけ。ただそれだけで自然と角付けが強くなるのですから、試さない手はありません。
以前の記事でも触れたとおり、この谷回りの「重心が谷にある状態」は、いわば意図的にバランスを崩している状態。
一度バランスを崩すと、カラダは勝手に倒れていく
こういった自然の法則をうまく利用することで、強い角付けを得ることができ、自然で美しいターンに近づけることと思います。
※谷回りが良くわからない。それどころじゃないぐらい谷回りがおっかない。という方は、まずは棒立ちカービングターンの練習から始めることをお勧めします。
是非一度トライしてみてください。今までに無いキレの感覚を味わえると思いますよ!
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