スノーボード カービングターン上達のまとめ!!

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バックサイドの滑り方。家でもできる正しい荷重姿勢の練習方法

スノーボードの滑り方を説明するのに、とても便利な人形を手に入れました!

今回からこの人形を使って効率よい滑り方を修得するために必要な動作のコツを解説していきたいと思います。

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カービングターンを練習する上で、バックサイドの滑り方に悩んでおられる方は実はとても多いはず。私がそうだったように、どうしても日常動作のクセが染み付いているせいで、ターン後半で内側(お尻側)に転んでしまうケースが多いように思います。

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ターン内側に転びやすい原因の多くは、荷重の方法・姿勢がそもそも間違っていることが原因であることが多いように思います。

今一度、バックサイドターン時の姿勢についておさらいしてみましょう。

ちなみに前回の記事はこちら。併せて読んでいただけると理解が深まるかと思います。




中本優子デモのバックサイドの姿勢を真似てみよう!

以前書いた記事で紹介した、中本優子デモのバックサイドの写真がこちらです。

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(軸上にまっすぐ体重がかかっており、とても美しい・・・)

この写真のとおりに人形の姿勢を真似てみると、こうなります。

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その姿勢のまま、机の上に置いてみます。

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(手で支える必要もなく、きちんとバランスがとれている!)

この人形を置いている机は、平坦な場所です。あなたが今立っている地面と同じ条件だということです。ターン中の中本優子デモの姿勢を真似て、その形をキープしたまま机の上に置いただけです。

鏡の前に立ってみて、いつもの自分のバックサイドの姿勢と、この写真の姿勢を是非比べてみてください。


椅子に腰掛ける姿勢、スクワットをする姿勢は転びやすい

練習をしていてよく聞くのは「もっと腰を落として!」「椅子に腰掛けるような姿勢で!」「スクワットをするように」という教え方。

姿勢のとり方は人それぞれですが、試しに椅子に腰掛けるような姿勢・スクワットをするような姿勢をとってみると・・・

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(既にこの時点で自立せず、手で支える必要がある。)

転んでしまいます。

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これがターン内側に転びやすいもっとも大きな原因であると、私は考えています。

バックサイドターン後半で内側に転びやすい方ほど、『バックサイドの荷重は日常動作と違い、自分が思っている以上に腰(股関節)を先に曲げるようにしないといけない』ということに気づいていただきたいのです。


基本姿勢から荷重を終えるまで、ボードの軸上に重心をキープ!

以前書いた記事の中本優子デモのバックサイドターンの動画がこちら。

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滑っている最中の動きだと、斜面や軸の傾きを考慮しないといけないため、「どういった姿勢を取ればバランスが良いのか」というのはなかなか分かりません。

平地で練習する際は、この人形のように基本姿勢から、、、

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バックサイドのこの姿勢に

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軸上に重心をキープすることを意識して練習することが重要です。

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(膝の曲げよりも、股関節の曲げの方が大きいことに注目。これがバックサイドで軸を外さないための荷重方法なのです)

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家でコソ練するのも重要ですが、その練習を行っている方法が「そもそも正しい方向を向いた練習方法なのだろうか?」という点を今一度振り返っていただければと思います。



では!

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